会社(法人)破産の解決実績〜小売業(通信販売)、代表者の免責許可が決定

日比谷ステーション法律事務所に会社破産（法人）手続きのご依頼を頂きました、負債総額約3.1億円の小売業(通信販売)の会社（法人）の破産手続きの開始が決定し、代表者の免責許可が決定されました。

弁護士による解説

本件会社は主にカーパーツの通信販売を営んでおりましたが，売上の低下等により資金繰りが悪化したため，事業の継続が困難となり，破産申立てをすることになりました。

既に注文を受け，代金の支払いも受けていたにもかかわらず，破産申立後の発送ができないため，200名を超える消費者の方が債権者となりました。債権者数も多い上，お金を払ったのに品物を発送してもらえないという事態となりましたので，お怒りになる方も多く，説明・対応をするのが大変な事案でした。

その他の業務としては，店舗・倉庫の在庫の調査・保全や従業員の方の未払賃金立替払制度のサポートをしました。また，代表者の方の自宅が任意売却され，引越費用を管財人から出してもらうことができました。