2017/09/20(水) 12:11:52
日比谷ステーション法律事務所に会社破産(法人)手続きのご依頼を頂きました、負債総額約4,000万円の小売業の会社(法人)の破産手続きの開始が決定し、代表者の免責許可が決定されました。
業種 | 小売業 |
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負債総額 | 約4,000万円 |
債権者数 | 約20名 |
申立後、代表者にご協力いただいたこと | |
その他特記事項 |
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弁護士による解説
本件会社はショッピングモール内の店舗でアパレルの小売業を営んでいましたが,売上の低下により資金繰りができない見込みとなりました。初回相談時は営業中でしたが,店舗が関西方面に点在しており,出張してモールのディベロッパーと交渉するには費用があまりに不足しておりましたので,店舗を明け渡し,従業員も解雇して廃業してから申立てを行う方針となりました。
会社の営業拠点は全て明渡済みにしてから申立てを行う予定でしたが,介入通知後に倉庫が1か所明渡未了のまま残っていることが判明しました。ところが,会社から預かった現金では,とても明け渡しをすることはできません。そこで,代表者に倉庫内の物件が無価値であることの資料を収集してもらい,これを放棄して賃貸借契約を解除してから申立てを行いました。
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