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【負債総額約1億円】代表者の免責許可が決定されました

2016/07/27(水) 16:54:24

日比谷ステーション法律事務所に会社破産(法人)手続きのご依頼を頂きました、負債総額約1億円の婦人服卸売業の会社(法人)の破産手続きの開始が決定し、代表者の免責許可が決定されました。

業種 婦人服卸売業
負債総額 約1億円
債権者数 約50名
申立後、代表者にご協力いただいたこと
その他特記事項
  • 直営店舗の貸し主と交渉し,敷金の一部の返還を早めに受けることができた。

弁護士による解説

本件会社は主に婦人服卸売業を営んでいた他、ショッピングモールの一角で直営の小売店も展開していました。しかしながら,売上が低下したこと等により資金繰りが悪化し,資金ショートを避けられない見通しとなりましたので,破産申立てをすることになりました。

受任後,在庫商品が相当残っている状況であり,可能な限り売却するか,管財人に引き継ぐかが問題となりましたが,ブランド等の関係から,管財人が引取先を見つけるよりも,従前の取引先に多少値引きしても引き取ってもらった方が高値で売却できることが見込まれましたので,破産申立ての準備と並行して,在庫の処分に尽力していただきました。

その結果,管財人に売掛金を引き継ぐことができました。また,上記のとおり本件会社は小売店も経営していましたが,建物の貸し主と交渉し,敷金の一部を早めに返還してもらうことができ,申立費用の一部をまかなうことができました。

※複数店舗の財産を保全した事例、会社破産(法人)における代表者の免責については下記ページにまとめて記載してありますのでご確認ください。

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